プログラミングとは
プログラミングとは、コンピュータに対して指示や命令を与えることです。コンピュータは、人間が話す言葉ではなく、特定のルールや記号で書かれた言語(プログラミング言語)でしか理解できません。そのため、プログラミング言語を使って、コンピュータにやってほしいことを表現する必要があります。
プログラミング言語にはさまざまな種類がありますが、基本的には以下のような要素から構成されています。
- 変数:データを格納する箱のようなものです。名前をつけて使うことができます。
- 定数:変更できないデータです。例えば、円周率や自然対数の底などです。
- 演算子:データを計算したり比較したりする記号です。例えば、+や-や*や/などです。
- 式:変数や定数や演算子を組み合わせたものです。例えば、x + yや3 * 5などです。
- 文:式にセミコロン(;)や改行などを付けて、コンピュータに実行させる単位にしたものです。
- 関数:文をまとめて名前をつけたものです。引数と呼ばれる入力値を受け取って、処理を行って、戻り値と呼ばれる出力値を返すことができます。
- 制御構造:条件によって文の実行を分岐したり、繰り返したりすることができます。例えば、ifやelseやforやwhileなどです。
これらの要素を使って、プログラムを作成することができます。
「hello world」の書き方
では、実際に「hello world」を表示するプログラムを作成してみましょう。ここでは、Python, Java, C, Ruby, JavaScriptの5つのプログラミング言語での書き方を紹介します。それぞれの言語には特徴やメリット・デメリットがありますが、ここでは詳しくは触れません。興味がある方は、別途調べてみてください。
Python
Pythonは、シンプルで読みやすく書きやすいプログラミング言語です。インデント(字下げ)でブロックを表現するのが特徴です。科学計算や機械学習などによく使われます。
Pythonで「hello world」を表示するプログラムは以下のようになります。
print("hello world")
printという関数を使って、引数として”hello world”という文字列を渡しています。文字列はダブルクォーテーション(”)やシングルクォーテーション(’)で囲みます。このプログラムを実行すると、以下のように出力されます。
hello world
Java
Javaは、オブジェクト指向という考え方に基づいたプログラミング言語です。オブジェクトとは、データと処理をまとめたもので、クラスという設計図から作成されます。Javaは、プラットフォームに依存しないという特徴があります。つまり、どのような環境でも同じように動作するということです。Webアプリケーションやスマートフォンアプリケーションなどによく使われます。
Javaで「hello world」を表示するプログラムは以下のようになります。
public class HelloWorld { public static void main(String[] args) { System.out.println("hello world"); }}
まず、HelloWorldというクラスを定義しています。クラス名は大文字で始めるのが一般的です。publicというキーワードは、このクラスが他のクラスからアクセスできることを意味します。次に、mainという関数を定義しています。この関数は、プログラムの実行時に最初に呼び出される特別な関数です。public static voidというキーワードは、この関数が他のクラスからアクセスできる(public)、クラスのインスタンス(オブジェクト)を作成しなくても呼び出せる(static)、戻り値がない(void)ことを意味します。String[] argsという引数は、コマンドラインから渡される文字列の配列です。配列は複数のデータを格納できる構造です。最後に、System.out.printlnという関数を使って、引数として”hello world”という文字列を渡しています。この関数は、標準出力(画面)に文字列を表示する関数です。このプログラムを実行すると、以下のように出力されます。
hello world
C
Cは、低水準で高速なプログラミング言語です。低水準とは、コンピュータのハードウェアに近いレベルでプログラミングできることを意味します。高速とは、実行速度が速いことを意味します。Cは、オペレーティングシステムや組み込みシステムなどによく使われます。
Cで「hello world」を表示するプログラムは以下のようになります。
#include
まず、#include

コメント